げんき☆の花を咲かせたい

声優☆七穂元美のひとりごと

刀鑑賞

けっこうちょこちょこ行ってるのですが、あんまりレポートしてなかった……
トーハクで「鳴狐」が出てるとのことで、行ってみました。

まず気になってたのが、長さなんですよ。
刀ってなってるけど脇差しとまでは言わないけど資料見るに使い方は小太刀じゃない?と思ってたので、現物を拝見するしかあるまい!と

さて、ちょうど同じ部屋に小太刀の展示も今回ありまして、見比べることが出来たのですが
やっぱり小太刀っぽい

この辺の区別のルール、調べ直さなきゃですね


刀身の刃長も短いのですが、茎も短かったのですよ。茎に合わせて柄を作ったら片手持ちしか出来ないと思う。
片手打ちを想定した設計の刀もたしかにあるのですが、それよりさらにコンパクト
不思議ー
でも、たぶん使いやすいと思う。

刃紋や鉄の鑑賞につきましては、とにかくやっぱり綺麗でした!(語彙力)
目が詰んでるっていうのかな?細かくて密度が高い感じに見えるのが印象的


だんだん目は慣れてきたので、表現する用語と自分の言葉も探していきたい
それが刀剣鑑賞での課題ですねー
日記 | コメント:0 | トラックバック:0 |

一休さんといえば

アニメのイメージありますねぇ
とんち話。とても賢く、発想が柔軟。


ちょっとテレビでやってたとのことで、そういえばと。

一休さんといえば、戒律やぶりの行動多しの「破戒僧」
なんでか、これと生臭坊主を混同してる人多いよなぁって

生臭坊主は戒律破りより私利私欲、私腹を肥やし単に自分に甘い坊さまに使う言葉でして
だから、表向きは戒律守ってるふりしてる人が多い。我が身可愛いですからね。

破戒僧の戒律破りにはまあ、いろんなレベルがあって、グレてる、拗ねてる、反骨、反体制、戒律を越えて悟りを求める……と、これはこれでいっしょくたにしていいのかどうか悩むくらい振り幅があるのですが、とりあえずこちらは一種のポリシーみたいな

一休さんは反骨とグレてる……くらいかなぁと思うのだけど、一休さんが禅宗の人っていうのがひとつ興味深いところでして

ここで話は水滸伝に。
水滸伝で坊さまと言えば
花和尚!ろっちー!
ろっちーと言えば、人情に厚いけど自分に正直直情傾向の酒好きの暴れもの!
似たような人物だと
鉄牛!
こちらもどうしようもない暴れものだけど、子供のように純粋で自分の心に正直

この二人、一種の聖人、理想の人物とも言われてるんですよね
書かれた当時の中国の禅の思想において!
理屈、理論ではなく心のままに生きる、心のままに感情を感じ、素直にありのまま表現する
欲のまま、と見分けがつきにくい面もありますが、そうではなく、汚れない子供のごとく求めるところに素直である、みたいな

一休さん、この辺の価値観が中国の禅の世界にあった時と生きてる時代近いっていうか被るっていうか

日本人らしく、ろっちーや鉄牛みたいな暴れものではないですが、人らしく生きること、道を求めることについては疎かにしていなかったのではないかと、そういう意味ではよほど禅僧らしいのではないかと思うのです
地位や権力のために振り回されるような血筋に生まれた人だからこそ、戒律を破る中で人の世をじっと見てたのではないかと、思うのです
せめて自分でどうにか出来る部分は自分らしくいたくてもがいてるみたいな

言葉足らずでもどかしいですが、なんでもキャッチーでセンセーショナルに言えばいいってもんでもないでしょ、と
その時代のお寺さんのありかたや、一休さんが出家してた理由や、その時代の価値観などの背景まで見たら、うっすらとでも一本筋の通った姿が見えて来るんです
生臭坊主と破戒僧いっしょくたにしたらこれは見落としてしまう、せっかくの魅力台無し

あー、ちなみに戒律破りの内容については大人なこととかあれとかそれとかが有名ですけども、それをもって、生臭坊主とくくられると、その対象になる女の身からしてもちょっと腹立つっていうか?これは勘ですがたぶん一休さんどちらかというとフェミニストよ?


当時はそんな思想価値観なかったからこれはこれでナンセンスなんだけど


ややこしいなーと思ってた室町時代、最近ちょっと興味あって。そういえば一休さんもこの時代よねーというのもあって、書いてみた次第です

とにかく、当時の禅の価値観ちゃんと調べなおさないと私もそんな深く語れないのだけど、糸口は持ってたので、早くそれだけでも伝えたいとも思って。


このへん、水滸伝仲間とも今度話してみようと思います。
日記 | コメント:0 | トラックバック:0 |

こういう催しに行ってきたよ

http://mottorekishi.com/yoshiteru/news/detail.html?id=547

『教科書には書ききれない!日本史講座』
講師は金谷俊一郎先生


とーっても楽しかった!
天正遣欧少年使節、宇喜多秀家、足利義輝について、実際の入試問題とも絡めつつのお話などだったのだけど、宇喜多秀家ですごい笑った!
選択問題では選んではいけない「当て馬」としての登場がほとんど!ってひどい!そして、本当にそうなの!

これがでも、笑い事じゃないなぁと思って。
足利義輝が松永久秀に殺されました、って、それはどうして殺されたのか?ちゃんとお飾りじゃない将軍であろうとして、それが出来る能力もあったので邪魔だったから(ざっくり)。なのだけど、このなぜの部分がないと、「将軍だけど殺されちゃったんだー」くらいで終わっちゃってイメージ悪いしつまんない。
これは一例ですが。

それから私、ざっくりの時系列はなんとなく覚えてても年号が苦手でして。
でも、1年単位でも事件や出来事を紐付けていくと、いろんなことがあれ?これって?となるのをすごく実感して、そこもちゃんと見たくなりました。
中浦ジュリアンの刑死と同じ年に、棄教した千々石ミゲルが亡くなってるとか、いろいろな一致点が。
四人それぞれの出来事は把握してたのですけど、こういうところ、雑に見ててとてももったいないことをしていたなと。考察や想像する部分たくさん!


歴史に触れる時のおもしろさは、受け継がれてきたモノの不思議と、資料から生きた人間が見えてくることと思うのですが、この、資料から生きた人間が見えてくるのが、台本を読んでいてキャラクターが命を持ち始めるのにとても似ていて。バックグラウンドや時系列と、行動言葉、ひとつ違うだけで気持ちも変わる。


他、座間プロデューサーさんに金谷先生が舞台などで取り上げて欲しい人物のプレゼンをするコーナーなどもあり。
翻弄される青年、松平容保。
自己主張激しくない優秀な人、山岡鉄舟。
滝沢馬琴の絶筆作品に描かれた陶晴賢(登場人物みんな衆道で悪役で!)。
みんなおもしろそう!

私もつい、大岡忠光をリクエストしてしまうなど……
他、小学生男子の雑賀孫一とかシブイよね!将来楽しみ!

子供の頃見たりビデオ借りて見た時代劇で大岡忠光は悪役イメージ持っていたので(尾張徳川家が悪役にされるみたいな定型)、改めて史実よりで構築された本人の真面目さや苦悩を見たい知りたいな、と。
……こういうの、自分で演じてみたい気持ちも起きるよね。しかし男性なのである。


また次こういうのがあったら行きたいなぁ。金谷先生のファンになりました!

そういえば、先生がスライドで映してた入試問題の中の選択肢で、足利義輝と足利義藤が並んでて「ちょっとそれ同一人物!」と驚いたのだけど、あれ、実際の受験生でよく分かってる子とかテスト中気になってそわそわしちゃうんじゃないの?と思いました。
どこの学校の問題だっけ……
日記 | コメント:0 | トラックバック:0 |
| ホーム |