げんき☆の花を咲かせたい

声優☆七穂元美のひとりごと

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肌寒くなってくると

毎年とても不思議な感慨があります

秋祭りなどで、小学校から高校までやっていた和太鼓を演奏する機会が多かったり、大学の学祭の舞台発表の準備で忙しかったり、自分にとって一年で一番忙しくて大変だけど楽しみだったから、というのももちろんなのですが

中学生の時の演劇コンクール前と文化祭前の稽古で帰りが遅くなった時の冷たい空気の匂いみたいなものが何より思い出されるのです

忘れられない台本があります
人気があったらしいので中高で演劇やってた人は知ってる人も多いと思うのですが
「人形館」
という作品

大きい書店の児童演劇のコーナーなどにはまだあると思うのですが

ラストシーンで主人公の少女が人形館の女主人に問いつめられるシーンがありまして
「アンタが言うように操られて逆らわずに楽に生きようとするのが甘ちゃんなら、アンタみたいに逃げたしてどっかいいとこは、なんて考えるのは本格的な甘ったれって言うんだよ」
「だったらどうすれば…どうすれば良かったのよ」
「さあ知らないね。それはお前さんの問題だろ?誰かに答えて貰おうってのが甘ったれてるって言うんじゃないのかねえ?」
というやりとりの後、少女は人形になってしまい、何の反論も出来ないで幕が降りる(しかも、この人形館にたくさんある人形は全て少女と同じように元人間だったことを女主人がいい捨ててゆく)というなんとも不条理なものなのですが

13歳だった私は、どうすればいいのかずっとずっと考え、実は今も考えています
当時の結論で行動してみて痛い目をたくさん見たのですが、今考えても私は他の結論には辿りつけない
と同時に、大人になるとその気持ちだけに従っては行動しきれない

ある意味、私のアイデンティティの核でもあるのかもしれません

という事はともあれ
だから今、大人としてこの演目をやってみたいな、とも思っています
少年少女の為の台本だけど、また違った答えが出るのではないかと

不条理だけど実際楽しい演目ですし

今でも先輩たちやたった一人同学年だった男の子の声や台詞回しまで、全部思い出せます

ちなみに私は、主人公の回想に出てくる嫌な妹役でした

今度は…うーん。主人公もやってみたいし女主人も、と思うけどやっぱり人形館の人形がやりたいかな
同学年の男の子がやってた斜に構えた少年人形のジャックがやりたい!

誰か…一緒にやりませんか?笑
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